綺麗で長持ちする塗膜にするために
下地処理とは、上塗りをする前に塗装面を整える重要な作業です。この下地処理の工程が正しく行われなければ、塗料の耐久年数や美観性にも左右されます。 下地処理が表面に出ない部分手抜きが行われやすい工程です。
バイオ洗浄
高圧洗浄だけでは落しきれない、汚れも落とせるのがバイオ洗浄になります。具体的にはカビやコケを根こそぎ除去出来るだけではなく、カビの再発も防いでくれ、その他の微生物の殺菌・消臭効果もあります。その結果、下地にしっかりと塗料を密着させることが出来ます。
クラック補修
シール工法
シーリング材やフィーラーと呼ばれる下地を割れ目に沿って充填して刷り込む方法になります。
Uカット 充てん法
Uカットは、クラックに対してサンダーでひび割れに沿って外壁をカットし、プライマーにコーキングを打ち、その上からポリマーセメントで埋め戻して、元の外壁の状態に戻します。
シーリングの打設
シーリングとは、窓枠やサイディングボードの接続部に打設されているゴムのようなものになります。シーリングは、外部からの水の侵入を防いだり、外壁の歪みを吸収する非常に重要な役割を担っていますので、コーキングの打ち換え、打ち増しが重要です。
ケレン作業
錆や古い塗膜などをワイヤーブラシや電動工具などを使って錆などを除去していきます。
付着性の向上
ツルツルの表面に塗装しても剥離しやすくなるというリスクがあります。このような場合は、密着させることがとても重要になります。ケレンには目荒し(足付け)というのがあり、表面に細かな傷(凹凸)をつけることにより塗料に接触面積を大きくすることによって密着性を向上させる目的で行われる方法です。